お寺や霊園の墓地の違い

お寺や霊園の墓地の違い

お墓を建てる為に必要な費用とは、大きく分けて、墓地使用料(永代使用料)・墓石工事料・年間管理料になります。

お寺や霊園の墓地の比較

寺院墓地民間霊園公営霊園
経営母体寺院
(何百年も続いてきた歴史があり倒産などがない。)※1
ほぼ宗教法人
(しかし宗教法人の名義貸し問題もあり、実際は宗教法人の裏で株式会社などの営利法人が行っているケースがある。※2
市区町村等の地方公共団体
宗教・宗派各宗派に属する不問
(例外として仏教徒のみ等の制約あり)
一切不問
檀家入檀
(その宗派に属するため、その寺院のやり方でのご供養となる)
非入檀
(しかしどちらかの住職にお経を読んでもらうことになるため、どこかの寺院には都度お世話になる必要がある。)
非入檀
(しかしどちらかの住職にお経を読んでもらうことになるため、どこかの寺院には都度お世話になる必要がある。)
寄付発生することもある
(強制と思われがちだが、ほとんどの寺院が強制ではない。)
なし
(ただし名義貸し問題などから、今後は管理会社の倒産などで管理棟の再建などの問題が出ることも懸念されている。)
なし
立地場所寺院の境内にあることが多く駅前の立地の良い寺院もある。様々な場所にあり、数百基というものから何万基というものまで様々ある。数千、数万規模のものが多く、大きい土地を必要とすることから、交通の便の悪い山中などにあることが多い。
墓地の地盤地盤は古くからの土地が多いため、安心できる土地が多い。新しい霊園は、田んぼ等を埋め立てて造成するケースが多いため地盤に不安がある。地盤は山地が多いため安心できる。
永代使用料
管理料
檀家になるということで年間のお塔婆代等も含まれることもあり若干高め場所や大きさにもよるが公営よりは高め比較的安い

※1 法律上墓地というものは永続性が最も重要とされ、倒産のない宗教法人や公益法人のみ、墓地を造ることができる。
※2 神奈川県のある霊園では事実上管理を行っていた会社が倒産し、販売権利の差し押さえで霊園に入れなくなってしまった ケースが実際に発生しており、開園当初に購入したお施主様はバリケードの外から御墓参りをせざるを得なくなった。

寺院墓地民間霊園公営霊園
申込立地の良い場所は少なく、様々な条件のそろうお寺を探すのは難しい。いろいろなタイプの墓地があり、宣伝も活発な為比較的購入しやすい。仏様がいなければ申し込めない墓地も多いうえ、良い場所は抽選に当たらなければ申し込みができないところがほとんどである。
墓地の管理寺院にて管理を行う。管理を委託された管理会社が管理を行うケースが多い。
(会社により差があり、手入れの行き届いた墓地や、雑草だらけの墓地もある)
地方公務員でもある専任の管理人が常に常駐している。
開園・閉園時間いつでもお墓参りに行けるところが多い。休館日や、閉門後は、お墓参りができないこともある。閉門後はお墓参りができないこともある。
お墓の形寺院によっては、通常のお墓の形である和型のみという寺院もあり、あまり自由な形の物は建てられない事が多い。霊園で決まった形があるが、自由に様々な形の物を建てる事が可能。高さ制限などはあるが、様々な形の物を建てる事が可能。
石材店石材店は指定業者の場合が多い石材店は指定業者のみとなる。どの石材店でも施工可能
その他・住職との面接による採否がある
・行事ごとの参加が必要
・本堂や、葬儀会館を無料で利用できる
・日常の様々なことを相談することができる
・明るく洋風な墓地が多い
・新しい設備が多く、バリヤフリーなどの設備が整っている。
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